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新車の塗装状態って本当に完璧?

よく、お客様からのお問い合わせで、「新車でも磨くのですか?」と聞かれることがあります。確かに、新車ですから塗装の状態は良いはずです。良いはずなのですが・・・・・・

お車が工場ラインから直接お客様の元にまっすぐに届けられればいいのですが、そうもいきません。輸送され、ディーラーのモータープールに置かれ、雨ざらし、風さらし、はたまた黄砂まみれになることが多々あります。汚れると洗車されます。洗車をする人によっては、汚いクロスを使いまわしている人もいることでしょう。そういう人が洗車すると、簡単に洗車傷だらけです。洗車を数回すると、それはもう、酷いボディーの状態になります。そうなると新車として売り物になりにくくなりますので、ディーラで磨きを行います。その磨く人の技術が悪いと、今度は磨き傷、磨きムラの嵐です。


新車磨き傷

その磨き傷、磨きムラを消すために、今度はワックスやポリマーを塗ります。ワックスなど塗ることで、磨き傷やムラは一時的に見えなくなります。埋めてしまっているんですね。そういう状態で、お客様の元に届くのです。全部が全部そういうことではありませんが、コーティングを施工させて頂いた新車のお客様のお車の割合から、8割くらいが、上記に当てはまる状態です。

ですので、新車でも磨くことで、納車時以上のクオリティーのお車に大変身をします。これ本当です。もちろん新車の塗装ですから、いたずらに磨くことは絶対にしません。塗装の膜厚をちゃんと考えながら磨いていますので、ご安心下さいませ。

それと、新車時の塗装というのは、どのお車もボケています。ただ、実際にどんな風にボケているのかというのをお客様に聞かれましたので、これが良い機会ですから、写真を撮りました。下記画像をご覧下さい。


磨く前の塗装です。照明の輪郭がボケているのが分かりますね。

塗装ボケ

磨いた後の塗装です。上記画像よりも照明のLEDチップと輪郭ハッキリしています。
磨くことで、ボディー全体に透明感が増し、艶と輝きも増します。

塗装ボケ2


磨く前と後の写真では、LED照明のチップまでクッキリしているので、明らかに違いが分かって頂けると思います。当店のような高輝度LED照明があるからこそ違いも分かるようになります。逆に蛍光灯だけだと違いも分かりにくいですが、その前に新車の磨きをしてもここまでの違いが出るほど磨きをしていないのがほとんどです。


この塗装のボケが全体にありますので、新車といえども、なんか、くすんでいるように見えてしまいます。でも、磨くことで、このくすみが一掃され、透明感が増し、クッキリ・ハッキリとしたボディに大変身するのです。

下地処理後はコーティングにより更に、艶・輝きが増すだけでなく、コーティングがボディをしっかりと保護いたします。

コーティングコースのお選びのご参考として頂けたら幸いです。